2018年5月31日、中華民国立法院財政委員会において激しい論戦が繰り広げられた。時代力量所属の黄国昌(こう・こくしょう)立法委員が、台湾住宅地震保険基金と再保険ブローカーのAon(エーオン)台湾との間の契約履行トラブルおよび求償案件について、当時の金融監督管理委員会(金管会)主任委員であった顧立雄(こ・りつゆう)氏を厳しく追及した。地震基金の陳明仁(ちん・めいじん)董事長(民進党・陳明文立法委員の兄)は、顧氏が介入し、基金に対してAonへの法的追償を行わないよう指示し、関係者の留任を求めたと告発した。黄氏はさらに、顧氏が弁護士時代にAonの訴訟代理人を務めていた経歴を挙げ、金管会主委という立場でありながら同案件へ関与したことは回避義務違反であり、業者を庇う「政治的根回し(ジョブ)」であると批判した。これに対し、顧氏は疑惑を強く否定し、金管会の介入は国の地震保険の危険分散メカニズムを維持するための監督責任に基づくものであると主張。過去に代理人を務めたAonの訴訟は今回の紛争と一切関係がなく、利益相反には当たらないと釈明した。双方の主張が真っ向から対立したため、曾銘宗委員会主席は真相解明に向けて事件を検察・捜査機関へ移送することを裁定した。この事件は中華民国の政界において、官商癒着や利権関説をめぐる大きな議論を呼んだ。
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已結案
黄国昌立法委員、地震基金求償問題をめぐり顧立雄金管会主委の介入と利益相反の疑いを追及
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